烏龍茶の話

 私は一日約3〜4リットルほど烏龍茶を飲む。つまり2リットルペットボトルを毎日2本程度消費する計算だ。これは別に喉が渇いてしょうがないと言う現象ではなく、とにかく烏龍茶を飲まないと落ち着かないという一種神経病のようなもので、特に纏めてしゃべるときとか、机に向かって何かをするとか、集中するときはリズムの如く烏龍茶を飲みながらしなければはかどらない。よって、小便もたぶん常人では信じられないくらいガンガン出す。

 私と烏龍茶の付き合いはかれこれ10年以上であるが、品質、口当たりの良さなど総合して長年愛用し続けているのがサントリーの烏龍茶である。

 店頭でもお馴染み、愛飲者も多かろうこの製品を私は水代わりにジャブジャブ呑んできたわけだが、これが2リットルで市価140〜200円位である。
 スーパーにいくと大体一回で2本、場合によっては6本一箱で買い求めるのだが、場合によっては置いていない店舗も存在する。その場合は、日本コカコーラのファン(煌)である。こちらは市価でサントリーの烏龍茶と同等だが、口当たりが若干甘い。私の中では少し軟派なイメージがある烏龍茶である。

 さて、実は先日、私が件のサントリー烏龍茶を買い求めたところ、普段置いてある某ドンキホーテに一本も無かった。他店舗を回るのも面倒くさく、かといって緑茶系統(私緑茶が苦手)に手を出すわけにもいかず、苦渋の結果買ったのが、伊藤園の烏龍茶である。

 安売りの代名詞(と勝手に私が認識しているだけかも)の伊藤園の「ウーロン茶」は、市価が下手をすると100円を切ったり、高くとも160円程度で、清涼飲料系ウーロン茶の中では最も廉価な部類に入る。いままで余り手を出そうとも思わなかったし、焼肉店などの厨房の奥にこの商品が並んでいるだけで、粗悪な店と断定するぐらいの偏見を持っていた。そういったわけで、この伊藤園伊藤園は「おーいお茶」といった緑茶系のブランドイメージしかない)の烏龍茶は私の中で粗悪三等品のイメージが幅を利かせていたが、今回はそれしかなかったので渋々二本購入。売価100円の安さにも吊られた。

 家に帰ってみて吃驚なのだが、実は伊藤園のこの商品はサントリーの烏龍茶と同じく1981年発売の老舗ブランドだったのである。というのも、商品パッケージに「如何に伊藤園が世界最初に烏龍茶を作ったのか」「世界初の烏龍茶飲料」という説明が印字されていたからである。

 伊藤園の烏龍茶に対する私の認識は変革せざるを得なくなったのは言うまでない。呑んでみると成る程、サントリーほどの深みは正直無いが、非常にあっさりとした常飲に足る口当たり。清涼飲料系烏龍茶はサントリーが一番と勝手に思っていた私には衝撃であった。市価の安さと相まって、これからはサントリー/伊藤園を併飲することにしたい。



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