バレンタインは「非常時思想」で乗り切れ!

まあた嫌な日がやって来たと悶々としている男子諸君も多かろうと思う。そう、今日はバレンタインである。バレンタインが明治製菓やCIAの陰謀であるとかそういう事を書くつもりはない。例えそれが事実であったとしても、日本国憲法と同じく嫌でも押し付けでも、慣習として機能しているものを打破するのは現実的ではないし、第一疲れる。バレンタインという制度そのものを消極的に是認した上で、それをどう乗り越えるかを考えたほうが建設的ではないか。

私が高校時代、バレンタインの前2日が慌ただしくなった。例えば2月14日が日曜日や祝日だったりすると、実質的な「ばれんたいんでー」は銀行の営業日と同じく繰り上がるからである。そういった暦の上での偶然は1回だけあったと思うが、ほか2回は学校の登校日と重なった。

不肖私など、放課後無意味に校内をウロウロするなど、「哨戒」と称した期待行動をとっていたわけだが、今思うと実に馬鹿馬鹿しい、本当にどうでも良い思い出である。

現在、会社や学校でバレンタインのその日を迎えている男子諸君、何の苦労もしないのにチョコレイートで両手がいっぱいになるような不逞の輩は、どうせつまらない女と結婚して、倖田來未のCDをかけながら夜な夜な家族でドン・キホーテに向かうような休日を過ごすタイプになるのだから心配しなくとも良い。若しくは住宅ローンで酸欠状態の金魚のように水面付近でアップアップしている様な無味乾燥の人生を送る程度の人間だと考えれば気も楽になるであろう。

必要なのは「非常時思想」である。中国軍の火器管制射撃レーダー照射事件を筆頭に、すわ戦争かいま戦争かのこの非常時にバレンタインデーなどやっている暇があるのか。いや無いのである。

「ぶゎれんたいんでぇー??この非常時に何事か!」の精神こそ今最も求められる姿勢だ。明日にでも、今日にでも敵の銃弾でやられると考えてみよ。後数日で敵軍が浜辺に強襲上陸してくると考えてみよ。チョコなど食っている場合ではない。もし貴殿の周辺の女子がチョコが云々の話をしているならすかさず割って入り、「この非常時に何事か!」の一喝で四海波静かである。常に常在戦場の決意で居なければならない。(…などとケンペーくんならいいそうである)


ならやたかし ケンペーくん より


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