釧路に行ってきたど〜写真集と解説、そしてジャスコ帝国の誕生〜
社団法人釧路青年会議所(JC)さんの招聘により、「領土なくして国家なし、領土領海問題フォーラム」に行って来ました。ここでは現地で撮影した写真と解説を記します。往路*羽田⇒釧路(ボーイング737-800)、復路*釧路⇒羽田(ボーイング737-800)
さて第一日目はJCさんと打ち合わせ、翌日はフォーラムまで市内中心部を散策。第二日はフォーラム、第三日目で再び市内散策、帰路についた。
△ホテルから撮影した釧路市中心部、左が幣舞橋
△釧路駅
△釧路市中心部の道路標識
△釧路警察署の標語。やはり土地柄、北方の脅威を感じるのであろうか
△釧路市中心部にある、自衛隊帯広地方協力本部の自衛官募集ポスター。
やけにアニメ絵が目立つが、作者は道東出身の漫画家・岩原裕二氏(『いばらの王』など)によるもの。
△釧路駅前交番にはロシア語表記が目立った。やはりロシア人が多いのだろうか(しかし私が滞在した間、ロシア人は一人もおらず、中国系の観光客が居た)
△北海道警と海上保安庁の募集ポスター。
△地元の新聞社、釧路新聞。
△道東経済センタービルの1Fにあった、北方領土返還署名コーナー。
△広瀬隆の講演会が丁度釧路で開かれていた。そこで会場が近かったので行ってみたところ、当日券1,200円だといわれて馬鹿らしくなり引き返した。釧路市民も放射線・原発については関心が高いようである。
△釧路市は海抜が低く、北海道東方を震源とした数々の地震による津波で浸水被害を被っている。3.11時も釧路港周辺の施設が被害にあった模様だ。
△これれが釧路港。中心に聳える黄色いタワーは釧路のランドマーク、釧路全日空ホテル。その手前の横に長い建物は商業施設だが、3.11時に津波を喰らい、電源喪失の被害を受けたようだ。
△和商市場(実は去年も、根室の領土フォーラムの際、釧路に寄ったので行ったのだが)で食べた海鮮勝手丼。はっきりいって物凄く美味い。写真はご飯(小・100円)を入れてしめて700円也。
△さてここからが本題。釧路市の中心部はしかしとてつもないシャッター街であった。釧路の人口は18万人で、最盛期は80年代の22万人である。20年で4万人減ったからといって、この廃れ様は凄まじい。地元の方も中心部の寂れ様を何とかしなければならないと危惧されていた。
△土曜日の昼過ぎ、普通であれば買い物客や家族連れで賑わう、市中心部の商店街が全てこの有様である。営業しているのは、ラーメン店や居酒屋のみ。行政機関と地元の銀行や信金、不動産屋だけが残っているという印象だ。パチンコ屋ですらも潰れていて跡形もない。
△右が複合商業施設的なものだが、閉鎖されている。失礼な形容だが、ジョージ・A・ロメロのゾンビ映画に出てくるゴーストタウンのようである。
△では釧路市民は何処に行ったのかというと、郊外にあるジャスコである。釧路市にはジャスコが2店舗存在し、私はそのひとつ、イオン昭和店に向かったが、中心部の活気が全て吸収されているといった感じである。正にジャスコ帝国の誕生である。
△ベビーカーを連れた家族連れ、若いカップルやファミリーが多く、中心部の寂れ具合とは正反対である。ドーナツ化現象(ジャスコ・ストロー現象)は地方都市ではどこも深刻であるが、釧路市もその例外ではない。
△イオン昭和店2階にあるヴィレッジヴァンガード釧路店に入る。
△さて中心部に戻り食べた釧路ラーメンの名店『河村』。さっぱりとした昔風の正統派醤油味とちじれ麺が特徴。650円也。
△釧路の不動産事情を覗いてみた。ご覧のとおり、3LDKが55,000円である(駐車場無料)。ただ、正直札幌の郊外でもこのレベルの賃貸マンションは沢山あるので、人口が減っている地方都市にしては一寸高めかなという印象。逆に言うとこれ以上下げられないのだろう。
△これが泊まった部屋。スウィートをとって頂き、JCさん本当にありがとうございました。しかし部屋でテレビを見たら全部、札幌の地方局の放送で、CMも全部札幌札幌、お店紹介もグルメ紹介も札幌札幌、出演者も札幌のご当地タレント、北海道は全てが文化的に札幌を向いている。これは良いことではない。
ということで釧路であった。フォーラムの内容については、また別媒体にて別貢を割きたい。
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