老害が日本を駄目にする・松本零士に司法判断

http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20081226-OHT1T00234.htm

　件の「夢は時間を云々〜」という歌詞が「わしの銀河鉄道999からの盗作じゃあ！！」と裁判沙汰をした素っ頓狂な人物にとうとう司法判断が下った。結果は上記記事の通り。原告松本零士の主張は認められず、逆に応訴した槇原氏の主張を認め松本に220万円の賠償命令下る。昨今、地裁級の裁判官は世間感覚と遊離しているなんて言われるが管理人はそうではないと思う。確かにそういう裁判官は居るが、やはりプロ、馬鹿なことを主張する老人の妄言にはきっぱりとNOを突きつけたということである。

　そもそも、世間万人が思っていることであるが、「銀河鉄道９９９」こそが宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」からの盗作なのであり、法定の著作権期間が消滅したことをいいことに、さも「わしが起源ニダ」と厚顔無恥な主張を繰り広げ、あまつさえ朝鮮のパチンコ屋に権利を売って低所得者層の若者から毎日のように搾取し続けているこの人物に、槇原氏云々などという権利は微塵も無いのは明白である。このような利権にまみれた守旧派の老害が、若者から希望を奪い、金を奪い、時間を奪い、夢を奪っているのである。皮肉にも自ら歌っている崇高でファンタジックな歌詞の情景そのものを破壊している張本人が当の本人であるという笑えないオチである。

　この国は、どこまでもどこまでも老人が若者を搾取する国家である。経済用語に「王朝モデル」というのがあるが、これは金持ちの老人が浪費をしないでせこせこ貯蓄をし、その子孫に膨大な遺産を残してまるで王朝のように何世代もそれが続くという所得体系の事をさすが、まさに現在日本はこの王朝モデルの所得体系であるといえよう。このような利権の上に立つ老害が、さらにその子孫に財産を相続しさらにその･･･と繰り返される。豊臣秀吉の様に素寒貧から立身出世を目指す若者はつぶされ、商才と技術で上を目指す若者は堀江氏のように旧財閥からつぶされ、槇原氏の様な芸（ゲイ！）で身を立てようとするものも「裁判すんぞこら」とつぶしに掛かるという、この国は絶望的なまでとことん非民主的で封建的な後進国だ。老人はぬくぬくと利権の上で胡坐をかきながら年を越すというのに、前途ある若者が消費財のように次から次へと首を切られ路頭に迷っているというこの現状。こんなことをやっているのは先進国では日本だけである。若者で成功している奴はごく一部を除いてこのような老害の子弟以外に無いであろう。天は人の上に人を作らず、と明治の偉人はよく言ったものだが、現代日本においては利権屋の家庭に生まれるか否かが人生の成否の多くを決定するというのだからお笑いである。みんな早くこの国からエクソダスしよう。そしてパチンコ屋には行くな。と、本日はこれまで。

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